OpenAIのパートナー企業StackAdaptがChatGPT内広告の掲載枠を広告主向けに販売開始。1000インプレッション当たり15~60ドル、最低支出額は5万ドルの価格設定が明らかになった。ChatGPT内広告は初期テスト段階にあるとされている。
OpenAIは2026年1月にChatGPT内で広告を表示すると発表し、2月に広告のテスト表示を始めました。広告関連メディアのADWEEKが、ChatGPT内広告を広告主に提供する広告企業のプレゼンテーション資料を独自に入手しています。
ADWEEKの調べで、AIと機械学習を用いたプログラマティック広告配信プラットフォームのStackAdaptが、ChatGPT内広告に広告主を勧誘していることが明らかになりました。ADWEEKは2026年3月27日に一部のバイヤーに共有された「OpenAI×StackAdapt限定パイロットプログラム」と題されたプレゼンテーション資料を入手しています。この資料から、OpenAIはChatGPT内広告を初期のテスト段階にあるものと位置づけていることがわかります。
プレゼンテーション資料によると、StackAdaptはプラットフォーム利用料および管理手数料に加えて、1000インプレッション当たりの広告料(CPM)15~60ドル(約2380~9540円)でChatGPT内広告を販売していることが明らかになりました。また、ChatGPT内広告の最低支出額は5万ドル(約790万円)です。
ChatGPT内広告は「ChatGPT上で製品を調査・比較しているユーザーをターゲットとした新しい『発見レイヤー』への早期アクセス」と位置づけられています。
プレゼンテーション資料には「StackAdaptはOpenAIと提携し、世界で最も急速に成長している消費者向けプラットフォームのひとつであるChatGPT内での広告掲載を可能にしました」とも記載されています。
ソーシャル掲示板のHacker Newsでは、具体的な購入意図を持ってChatGPTにアクセスするユーザーから、「Amazonなどのリンクを提示するだけで、私は間違いなく購入ボタンを押していたでしょう」といった広告を歓迎する意見が寄せられている一方で、「OpenAIが広告のために第三者と提携していることに驚く。セキュリティが低く、利益率も低く、アクセスしにくく、正常に動作しない可能性が高い」といった批判的なコメントも寄せられています。
