VAIOシリーズ初のCopilot+ PCである「VAIO SX14-R │ ALL BLACK EDITION」が発表されました。インテル Core Ultra X7プロセッサー358Hを搭載した本機は、ゲームから4K動画編集、画像生成AIまで幅広いタスクに対応する高性能を備えています。
VAIOシリーズとして初めてのCopilot+ PCとなる14インチノートPC「VAIO SX14-R」が2026年4月23日に発表されました。通常モデルより高性能なCPUを搭載した特別モデル「VAIO SX14-R │ ALL BLACK EDITION」のベンチマークテストを実施し、その性能を徹底検証しました。
本モデルは外装やキーボードが真っ黒な特別仕様です。搭載スペックはインテル Core Ultra X7プロセッサー358H、Windows 11 Pro、64GBのRAM、2TBのPCIe Gen5 SSDとなっています。
性能検証では、まずストレージ速度をCrystalDiskMarkで測定しました。シーケンシャル読み込み速度は14225.14MB/s、シーケンシャル書き込み速度は13491.00MB/sを記録し、かなりの高速性能を示しています。
CPU性能をGeekbench 6でテストした結果、シングルコアスコアは2837、マルチコアスコアは16292という優れた成績を達成しました。GPU計算処理性能はOpenCLで55532、Vulkanで58786のスコアを記録しています。
インテル Arc B390 GPUの性能を「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」で検証したところ、1920×1080高品質設定で10489、最高品質設定で7882のスコアを獲得し、内蔵GPUとしては非常に高い性能を備えていることが確認されました。
PassMark PerformanceTestでの総合比較では、過去モデルの約2倍となる10320のスコアを記録。CPUスコア36571、3Dグラフィックスコア9540、ストレージスコア98652など、全項目で優れた数値を示しています。
実際のクリエイティブタスクでの性能も検証しました。DaVinci Resolve 20で6.27GBの4K動画ファイル(12分14秒)をH.265エンコードしたところ、わずか3分で完了しており、4K動画編集に十分なパフォーマンスを発揮しています。
AI性能の検証では、インテル AI Playgroundで画像生成AIを実行。AIモデル「Z-Image-Turbo」を使用して1248×1248ピクセルの画像を9ステップで生成した際、初回が1分15秒、2回目が58秒でした。専用GPU搭載マシンと比べると遅いものの、内蔵GPU搭載ノートPCとしては非常に高速です。
本機は通常バッテリーと大容量バッテリーの選択が可能で、バッテリー性能についても検証が予定されています。Windows設定で「最適なパフォーマンス」を選択し、VAIOの設定アプリで「パフォーマンス優先」に設定することで、最高性能を引き出すことができます。
