Puget Systemsが公開したオープンソースツール「Puget Systems Docker App Packs」は、ワンコマンド実行だけでDockerとGPU環境を自動構築でき、ComfyUIやOpen WebUIなどのローカルAIモデルをすぐに使い始められます。
ローカルPCでAIを使い始める際、Dockerの設定やGPUドライバの依存関係の解決に時間がかかることが多くあります。ワークステーションメーカーのPuget Systemsが公開した「Puget Systems Docker App Packs」は、1行のコマンドを実行するだけで生成AIや大規模言語モデルの実行環境を自動構築できるオープンソースのセットアップツールです。ComfyUIによる画像生成から、チーム向けのローカルLLMサーバーまで、用途に応じた複数の環境テンプレートを選ぶだけで、すぐにAIワークフローを開始できます。
ツールの利用には最低条件として、x86_64システムでDockerが利用可能であることとUbuntu 24.04の推奨が挙げられます。WSL2での実行も可能です。推奨条件としてはNVIDIA GPU 8GB以上、CUDA 12.6以上が必要とされています。
インストール手順は非常にシンプルです。まずcurl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Puget-Systems/puget-docker-app-pack/main/setup.sh -o setup.sh && bash setup.shのコマンドを実行します。インストーラーが起動し、NVIDIA Container Toolkitのインストール確認後、構築する環境を選択します。選択肢にはcomfy_ui、docker-base、personal_llm、team_llmが用意されており、用途に応じて選べます。
インストールディレクトリ名を指定し、利用するモデルを選択します。SDXL Turbo(FP16)などのモデルから選択でき、ダウンロード完了後にコンテナをビルドして起動します。起動完了時にはアクセス用のURLが表示され、ブラウザから http://localhost:8188にアクセスするだけでComfyUIが利用可能になります。
テンプレートの検索ウィンドウからSDXLターボを選択し、サンプルプロンプトのまま実行ボタンをクリックするだけで、テスト画像の生成が完了します。従来のComfyUIセットアップでは多くの複雑な手順が必要でしたが、Puget Systems Docker App Packsではワンコマンドですべてが完了する利便性を実現しています。
