MicrosoftのXbox部門の新CEOアシャ・シャルマ氏は、ゲーム機に搭載予定だったCopilot for Gamingの開発を中止すると発表しました。迅速性と開発者・プレイヤーのニーズを優先する方針転換の一環です。
Microsoftのゲーム部門Xboxのアシャ・シャルマCEOが、MicrosoftのAIアシスタントである「Microsoft Copilot」がゲーム機に搭載されることはないと発言しました。
Microsoftは2025年3月に、AIアシスタントのMicrosoft Copilotをゲームでも使えるようにする「Copilot for Gaming」(Gaming Copilot)を発表しました。Gaming CopilotはPC・モバイル(App Store、Google Play)・ROG Xbox Allyでベータ版として提供されています。
さらに、2026年3月には「Gaming Copilot」が2026年中に現行のゲーム機であるXbox Series X/Sでも利用可能になると発表していました。
しかし、Microsoftは2026年4月末にXboxにおける大幅な方針転換を発表。これに合わせて、Microsoftのゲーム部門の名称は「Microsoft Gaming」から「Xbox」に戻りました。
Xboxの大胆な方針転換を主導するシャルマCEOは、X(旧Twitter)の自身のアカウントを更新して、Xboxがより迅速に動く必要があり、コミュニティとのつながりを深め、プレイヤーと開発者の両方にとっての摩擦を解消する必要があると述べました。その発言の中で、シャルマCEOはビジネスを軌道に乗せるために方向性に合わない機能を段階的に廃止し始めることを明かし、モバイル版のCopilotを縮小し、コンソール版Copilotの開発を停止することを発表しました。
シャルマCEOがXboxのトップに就任したのは、前任のフィル・スペンサー氏とサラ・ボンド氏が退任した後の2026年2月です。シャルマCEOはゲーム業界での経験はなかったものの、Xbox復活のため尽力しています。
なお、シャルマCEOはXboxのCEOに就任する前はMicrosoftのCoreAI部門で社長を務めていたため、XboxとAIの統合が進むのではないかという懸念を抱く人も少なくありませんでした。そのため、今回の発表に対するユーザーからの反応は非常に好意的です。
