日本マイクロソフトがAI技術を活用した日本語入力アプリ「Copilot Keyboard」の正式版をリリースした。ネットスラングや新語を自動認識し、かつてのOfficeアシスタント「カイル」を着せ替えキャラとして復活させた。
日本マイクロソフトは4月23日、AIアシスタント「Copilot」の技術を活用した日本語入力アプリ(IME)「Copilot Keyboard」の正式版をリリースした。ユーザーの要望に応え、着せ替えキャラクターに"イルカのカイル"を追加した。
Copilot Keyboardは、変換候補から直接「Copilot Search」で検索できる他、ネットの新語や専門用語が定期的に辞書に追加される機能を備えたIME。2025年10月にβ版を公開したサービスをブラッシュアップした。
x64版とARM版を用意し、無料でダウンロード可能。変換候補の一覧から「Copilot Search」による検索結果を直接見ることができ、Web検索までシームレスに行える。
「グエー死んだンゴ」「風呂キャン」「ボンボンドロップシール」など、ネットスラングや新語、専門用語が定期的に辞書に追加されるのも特徴。入力データは端末内にのみ保存され、外部送信やAIの学習に使われることはないという。
正式版では、ユーザーからの要望に応え、かつてMicrosoft Officeのアシスタントキャラクターだったイルカの「カイル」を着せ替えテーマとして追加した。選択すると、カイルがデスクトップに常駐し、入力画面が水色に彩られる。カイルをクリックするとサイドバーが表示され、Copilotを通じてカイルとの会話が可能だ。
キャラクターは、カイルの他、β版にも実装していた水玉キャラのアクア、キノコのエリン、キツネのミカから選べる。
ユーザー辞書機能やキーカスタマイズ機能、かな入力への対応、再変換機能などがβ版から追加されている。
従来のMicrosoft IMEは引き続き利用可能で、既存のユーザー辞書もインポートできる。対応OSはWindows 11のみで、Windows 10以前では利用できない。
